各世代のトップクラスが集結 国内最高峰の戦いが始まる<日本代表選考会見どころ>

<世界選手権日本代表選考合宿 日時:8月30日~9月2日 場所:新潟県・新発田市カルチャーセンター>

8月30日から新潟の地で、世界選手権の日本代表を決める選考合宿が行われる。

世界選手権日本代表選考合宿とは

2021年11月23日からアメリカのヒューストンで行われる世界選手権個人戦の出場権をかけて、日本国内でトップクラスの実力を持つ選手が一堂に会する。男女シングルスではそれぞれ5名まで出場権を獲得することができるが、東京五輪に出場した全6名がメダルを獲得したため、男女各3名を差し引いた各2名をこの選考合宿で決める。

この選考合宿には、アジア選手権選考会で10位に入った選手や、全日本ジュニアやインターハイ等で優勝した選手など男女各24名が出場する。予選で6名ごとのリーグ戦を行い、各リーグ上位2名が決勝リーグへと進む。決勝リーグに進んだ選手には、来年に開催が予定されている第1回Road to Paris選考会(パリ五輪の国内選考会)への出場権を得ることができる。

また、この選考合宿は有観客で行われる。開催地である新潟県の方を対象に各日350人を動員する。コロナ対策も徹底し、来場者には事前にチェックシートの記入が求められている。

男子見どころ

写真:木造勇人(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部

男子シングルスの注目は、木造勇人(愛知工業大学)だ。先日のアジア選手権選考会では優勝を飾ったほか、インカレでも団体優勝と勢いに乗っている。このほか、アジア選手権の代表権を得た戸上隼輔(明治大)や篠塚大登(愛工大名電高)、村松雄斗(東京アート)の活躍が期待される。

写真:宇田幸矢/撮影:ラリーズ編集部

他にも、東京五輪のリザーブ選手で、全日本選手権男子シングルスで優勝経験を持つ宇田幸矢(明治大)や、同じく優勝経験のある及川瑞基(木下グループ)、吉村真晴(愛知ダイハツ)が代表権をかけて挑む。

女子見どころ

写真:早田ひな(日本生命)/提供:新華社/アフロ

女子シングルスの注目は早田ひな(日本生命)だ。東京五輪ではリザーブ選手に登録され、2020年には全日本選手権女子シングルスでの優勝経験もある彼女が筆頭である。早田と同じ日本生命所属として長﨑美柚(日本生命)や森さくら(日本生命)の活躍にも注目が集まる。

写真:佐藤瞳(ミキハウス)/撮影:ラリーズ編集部

他にも、世界選手権の出場経験を持つ佐藤瞳(ミキハウス)や橋本帆乃香(ミキハウス)、加藤美優日本ペイントマレッツ)といった実力者が代表2枠をかけて挑む。1試合1試合が見逃せない。

男子出場予定選手

写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

木造勇人(愛知工業大学)
戸上隼輔(明治大学)
篠塚大登(愛工大名電高校)
村松雄斗(東京アート)
吉村和弘岡山リベッツ
英田理志(愛媛県競対)

写真:森薗政崇(BOBSON)/撮影:ラリーズ編集部

曽根翔(愛知工業大学)
及川瑞基(木下グループ)
平野友樹(協和キリン)
森薗政崇(BOBSON)
𠮷田雅己(木下グループ)
田中佑汰(愛知工業大学)

写真:松島輝空/撮影:ラリーズ編集部

龍崎東寅(三井住友海上火災保険株式会社)
濵田一輝(愛工大名電高校)
松島輝空(星槎中学校)
川上流星(新発田ジュニア)
宇田幸矢(明治大学)
吉村真晴(愛知ダイハツ)

写真:吉山僚一(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

神巧也T.T彩たま
有延大夢琉球アスティーダ
鈴木颯(愛工大名電高校)
岡野俊介(愛工大名電高校)
吉山僚一(愛工大名電高校)
高橋航太郎(実践学園高校)

女子出場予定選手

写真:全日本選手権での安藤みなみ/撮影:ラリーズ編集部

早田ひな(日本生命)
安藤みなみ(TOP 名古屋)
長﨑美柚(日本生命)
芝田沙季(ミキハウス)
佐藤 瞳(ミキハウス)
大藤沙月(四天王寺高校)

写真:加藤美優(日本ペイントホールディングス)/撮影:ラリーズ編集部

橋本帆乃香(ミキハウス)
加藤美優(日本ペイントマレッツ)
南波侑里香(日本ペイントマレッツ)
森さくら(日本生命)
木原美悠(JOC エリートアカデミー/星槎)
森田彩音(デンソー)

写真:木村香純(専修大学)/撮影:ラリーズ編集部

木村香純(専修大学)
松岡優香(東京富士大学)
笹尾明日香(早稲田大学)
横井咲桜(四天王寺高校)
張本美和(木下アカデミー)
香取悠珠子(卓桜会)

写真:菅澤柚花里(四天王寺)/撮影:ラリーズ編集部

出澤杏佳(専修大学)
小塩遥菜(JOC エリートアカデミー/星槎)
菅澤柚花里(四天王寺高校)
赤江夏星(香ヶ丘リベルテ高校)
原 芽衣(四天王寺高校)
面田采巳(四天王寺高校)

文:ラリーズ編集部

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