レイズが対オリオールズ19試合で18勝1敗のタイ記録

【レイズ12-8オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

オリオールズとの今季最終対戦を迎えたレイズは、両軍13安打ずつの打撃戦を制して12対8で勝利。今季の対オリオールズ19試合を18勝1敗で終えた。地区制が導入された1969年以降、同一シーズンに同一チームに対して18勝を記録するのは史上3チーム目の快挙。2019年のインディアンス(対タイガース18勝1敗)と同年のアストロズ(対マリナーズ18勝1敗)に並ぶメジャータイ記録となった。

1回表にランディ・アロザレーナとジョーイ・ウェンドルのタイムリーで2点を先制したレイズは、1回裏にオースティン・ヘイズのタイムリーで1点を返されたが、2回表にジョーダン・ループロウが8号ソロ。3回裏にライアン・マウントキャッスルの24号ソロで再び1点差に詰め寄られたものの、6回表にオースティン・メドウズが22号2ラン、ウェンドルが8号ソロを放ち、リードを4点に広げた。

6回裏にホルヘ・マテオの3号2ランで2点差となったが、7回表にウェンドルが9号グランドスラムを放って6点をリード。7回裏に2点を返されたものの、8回表に2点を追加し、その後のオリオールズの反撃をセドリック・マリンズの24号2ランによる2点のみに抑え、12対8で逃げ切った。ウェンドルは2本塁打を含む3安打6打点の大活躍でチームの勝利に大きく貢献。なお、レイズは今季82勝目を挙げてレギュラーシーズンの勝ち越しを決め、貯金34は球団タイ記録となった。

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