高田城址公園観蓮会入り込み数 37日間で5万7000人 依然低水準も前年比増

 上越観光コンベンション協会は27日、高田城址公園観蓮会(上越市高田城址公園)の入り込み数を発表した。会期37日間の合計は5万7000人で、昨年から8000人の増加となった。

 今年の観蓮会は7月17日から8月22日まで実施。「はすウォッチング」や同協会のマイクロツーリズム企画など、地元市民を主な対象とした各種取り組みを行った。一昨年以前より依然低い水準だが、昨年度に比べ県外からの来場があり、前年比で約16%増加した。

 今年のハスは7月中旬から咲き始めた。会期前半は晴天で来場者が比較的多かったが、後半は雨天が多く伸び悩んだ。

 感染症対策として公園内に消毒液や予防を呼び掛ける看板を設置。日よけ小屋を増設し、密集回避を図った。

8月7日に開かれた「はすウォッチング」では多数の市民が参加。同日は道路沿いなどでカメラを構える人も多く見られた

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