上越地方今年初の猛暑日 熱中症搬送 上越2人、糸魚川2人

 県内は3日、前日に続き高気圧に覆われて気温が上昇。各地で今年の最高気温を更新した前日以上の暑さとなり、上越地域でも今年初の猛暑日となった。新潟地方気象台は4日も熱中症の危険が極めて高いとして、引き続き熱中症警戒アラートを発表し、注意を呼び掛けている。

 同日午後5時までの最高気温は上越市高田36・7度、同市安塚35・8度、同市大潟34・3度、糸魚川市能生32・5度、妙高市関山34・7度。

 この暑さで熱中症とみられる救急搬送が相次いだ。同日午後4時時点で、上越地域消防局管内ではいずれも上越市の20代女性が屋内で、60代男性が屋外で発症し、ともに軽症。糸魚川市消防本部管内では50代女性2人が発症し、1人は屋外で軽症、もう1人は屋内で中等症だという。

 3日午後5時に発表された熱中症警戒アラートによると、4日の暑さ指数(WBGT)は、上越市高田と大潟、糸魚川市糸魚川で32など、熱中症の危険がある数値である31を上回っている。

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