メッシのフランスデビューの裏で敵選手が記念撮影やユニホーム交換を要請

ランスのライコビッチ(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンに加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)がSランス戦(29日=日本時間30日)でデビューを果たした。その試合後、Sランスのブレドラグ・ライコビッチ(25)がメッシに記念撮影を求める姿があった。

0―2で敗れた試合にフル出場したライコビッチはホイッスルが鳴った後、息子を抱えて、ロッカーへ戻ろうとするメッシの元に歩み寄ると、息子との記念撮影を要請。これを快諾したメッシは笑顔で子供を抱き上げたが、その直後にはFWミッチェル・ファンベルゲン(22)メッシにユニホーム交換を求め、断られる姿も見られた。スペイン紙「マルカ」は「もちろん、このようなことが起こるのは予想されていた」と伝えた。

また、ライコビッチについて英紙「デーリー・メールは「ホーム(ランス)サポーターはメッシが反対に並んでいたにもかかわらず、彼を歓迎した。サポーターの興奮が選手たちにも広がった」と伝えていたが、同記事のコメント欄には「あなたティーンエージャーなのか」と、浮かれるライコビッチに苦言する書き込みもあった。

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