メッシ、ネイマール、エムバぺの世界最強3トップに不安? 元アルゼンチン代表が指摘

パリで笑顔を見せたメッシ(ロイター)

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が加入したフランス1部パリ・サンジェルマンで形成されるであろう世界最強3トップに元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(32=ローマ)が不安を指摘したと、フランスメディア「RMCスポーツ」が伝えている。

2018年までパリSGに所属したパストーレは同メディアに「素晴らしいね。メッシがパリSGに行くと確信していたから」とし「メッシははとても静かで、とても素敵だ、と証言するよ」と世界ナンバーワン選手の加入を大歓迎。その上で所属するフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)とブラジル代表FWネイマール(29)が連係する〝夢の3トップ〟にも言及した。

「私は彼らが持つ選手のクオリティーを知っています。彼らに良いボールを送れば、攻撃は完了する」と絶賛した上で疑問を呈した。「しかしバランスを見つけるには、かなりの労力が必要になるだろう。でもPSGには、もの凄いパワーがあるので、彼らがともにピッチでプレーするのを望んでいるよ」

世界トップクラスのストライカーを3人並べたからといってチームが機能するわけではない。しかも、プレースタイルの違う3人の持ち味を引き出しながら融合させるのは至難の技となる。それだけにパストーレも問題視した格好だ。果たしてマウリッシオ・ポッチェティーノ監督は世界最強3トップをどう〝料理〟するのだろうか。

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