AK-69も”ノーマスク&酒提供&密集”野外フェスを謝罪「国民の皆様に多大なご迷惑を」

AK-69

29日に開催されたヒップホップ系の野外フェスティバル「NAMIMONOGATARI2021」(愛知県国際展示場)に出演したヒップホップアーティスト「AK-69」が30日、自身のツイッターを更新。愛知県民や日本国民に謝罪した。

「『NAMIMONOGATARI2021』の出演に関して」と題した文書を添付。「愛知県民の皆様をはじめ、国民の皆様に多大なご迷惑をおかけし申し訳ございません」とつづった。

同フェスは当初、県のルールにのっとり、新型コロナウイルス感染対策を行うことを明言していたが、数千人の観客が密集してノーマスクで歓声を上げる動画がネット上に拡散。酒類の販売も行われており、非難の声が上がっていた。

AK-69は「主催者からは県のガイドラインに沿った万全な感染対策が成されているという話を聞き、出演させて頂きましたが、十分な対策が成されているとは言えない状況でありました」と、新型コロナ感染対策が不十分だったことを認めた。

続けて「緊急事態宣言下での開催にあたり、来場されたお客様や出演者、スタッフの安全を考え、HIPHOPシーンを牽引していく立場の人間として、自らは出演辞退、イベントの開催中止を主催者側へ提案すべきでした」と悔やんだ。

最後に「改めて、この度は多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした」と謝罪した。

なお、同フェスについては、出演したラッパーのZeebraもこの日、自身のツイッターで当日の感染対策の不十分さに気づき、主催者サイドにマスク着用の徹底などを求めたことを告白。その上で「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引する立場として責任を感じてます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪していた。

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