日本再生のために 市議の経験を活かしたい。日本維新の会 衆議院埼玉県第2選挙区支部長 高橋英明氏インタビュー【PR】 

外国人の移住者が多い埼玉県川口市。そこで市議会議員を3期12年務めてきた高橋英明さん(日本維新の会)は、その経験を次のステージとして、国政に活かそうとしています。日本を再生するために高橋さんが、地元で取り組んできたこととは?これから取り組んでいきたいこととは?ご本人に聞きました。

選挙ドットコム編集部(以下、「選コム」):まずは、政治家を志したきっかけについて教えてください。

高橋英明氏:子どものころから、「小説吉田学校」など政治の本を読むのが好きで、おもしろい世界だなと思っていました。大学を卒業してからしばらくは政治に関わることはしていなかったのですが、30歳の時、青年会議所(JC)の活動をしていて、行政や政治家と一緒に取り組みをすることがありました。その活動を通して政治に対する子どもの頃からの興味が戻ってきました。JCの理事長だった時に岡村幸四郎・元川口市長から、JCからだれか市会議員選挙に出てくれと要請があり、39歳の時に自分が立候補しました。

選コム:JCの活動で地域、社会の課題など感じられましたか?

高橋氏:JCの活動は、その中にいるときは目的を持ってやっていると思っていましたが、市議会議員になってみて、地域の生活とかけ離れている部分があるなと気が付きました。例えば、地域のごみの問題。市議会議員としてはどう分別するか、外国人住民が多い地区でその分別の徹底をどうするか、など生活に直結した問題になると思います。

JCではそれが二酸化炭素(CO2)をいかに削減するかというマクロの環境問題の視点になります。視点の違いではありますが、JCは、地域の課題を解決するというよりもその先を目指す団体ですね。市議会議員の仕事は、目先のことだらけです。

選コム:2002年に川市議に当選されて、3期務められました。市議としては、主にどんな取り組みをされていましたか?

高橋氏:一番印象に残っているのは、小中学校の統廃合の問題です。川口市の芝地区は、市内でも一番人口の多いところで8万人以上います。ただ、子どもの数が少なくなる中で、小中学校の数が変わっていない。1クラス20人しかいなくて、学年で1クラスしかない学校が多くありました。統廃合するしかない状況。

近くの学校がなくなる、となれば、それは地元は反対します。でも行政としては、統廃合したい。誰かが進めるしかない。そこで、ターゲットになる学校のPTA会長や地元の有力者にヒアリングをして、話し合いをしました。一度そういうことをやると、流れができるんですね。そうなると行政は動きやすい。

反対していた人には、悪人にされますが(笑) その後の選挙では、3割くらい票は増えました。

選コム:見ている人は見ているのですね。選挙で結果が出る、というのは民意として分かりやすくて良いですね。ほかに取り組まれていたことは何でしょう?

川口市には市民歌があって、それを小中学校でどのくらい歌っているのか、というのが市議会で私がした最初の一般質問でした。当時は28%しか歌っていなかった。そこから普及活動を始めて、歌っていない学校の校長のところに直接行って話したり、議会で毎回質問したりして、8年かかって全校で歌うようになりました。当時行事等で学校に行った時子供たちが大きな声で市民歌を歌う姿を見た時は目頭が熱くなりましたよ。教育現場は新しいことをやりたがらないから、時間はかかりますが、地道に話していけば変わっていくんですね。そうやって学校で歌いながら成人になった子たちは、成人式でみんな市民歌を歌えますよ。

選コム:箱ものなどのハード面での活動よりも、そうしたソフト面の取り組みはおもしろいですよね。今回、国政に挑まれるとのことですが、国会議員になったらどのようなことをしていきたいですか?

維新の政策に則って、日本大改革、税制改革、社会保障改革、成長戦略を、まずはしっかりやっていきたいですね。維新を全国に広めたいです。もちろんその先に、政権を取ることも視野に入れています。

それから、川口市は外国人の移住者が多い街です。以前は団地に寄せ集まるように住んでいた中国人は、最近ではこのあたりの5000万円程度の建売住宅を買います。日本の若い世代には手が出せない不動産も、中国人が買い支えているんですね。日本も人口がどんどん減っていき、外国人労働者に頼らざるを得ない時代が必ず来ます。

最近はクルド人が多いです。クルド人は、内戦ばかりしてきた歴史から、「世界一戦闘能力が高い民族」と言われています。解体工事の現場などでも、よく働くクルド人の力はすごいですよ。そのクルド人の居住実態については、行政もまったくつかめていない。移住者が増えれば、中には悪い人間も出てきて、治安も悪くなる。

例えば、自動車に乗っていても保険に入っているかどうかもわからない。マイナンバーカードの徹底や条例などを作って、そのあたりの共存するルールを整えることが急務です。川口からその枠組みを作って、全国に発信していくということをしていきたいです。外国人労働者に慣れている部分もあるから、川口が前例を作って、広めていくことはできると思います。

選コム:政治活動以外では、どのようなことをされていますか?

高橋氏:最近は、サウナに入って、酒飲んで寝るくらいですかね。ボクシングやサッカー、スキューバダイビング、ゴルフなんかも大好きですが、このご時世ではなかなかね。

選コム:早く思い切りゴルフ等もできる日が来るといいですね。きょうはありがとうございました!

 

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