<レスリング>【2021年東京オリンピック・レビュー(6)】女子68kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

 

(2021年8月2~3日、千葉・幕張メッセ)


【女子68kg級・優勝】
タミラ・メンサストック(Mensah-Stock, Tamyra Mariama=米国)

(提供=UWW/撮影=Kadir Caliskan)

(提供=UWW/撮影=Kadir Caliskan)

 1992年10月11日生まれ、28歳。15歳からレスリングを始め、2013年から国際舞台へ。コンスタントに上位に顔を出すものの、優勝には恵まれなかった。2016年には米国を代表する選手に成長したが、リオデジャネイロ・オリンピックは、3度の予選を勝ち抜けなかった。

 2017年世界選手権に初出場して9位。この頃から急速に力をつけ、2018年世界選手権3位、2019年パンアメリカン大会優勝を経て、2019年に世界一に輝いた。

 2019年から東京オリンピックまで、国際大会で負けたのは2020年1月の「マテオ・ペリコネ国際大会」(イタリア)の1敗のみ。12大会中11大会に優勝している。

 ■タミラ・メンサストックの話「私はとても幸せな気持ちで、泣かないように努力し続けています。でも、涙が止まりません。暗い部屋に行って泣きたいだけ。正直なところ、何をどうやっていいのか分からない」

《1回戦~決勝の成績》resultトーナメント表
決 勝 ○[4-1]Oborududu, Blessing(ナイジェリア)
準決勝 ○[10-4]Cherkasova, Alla(ウクライナ)
2回戦 ○[Tフォール、4:39=10-0]Zhou, Feng(周鳳=中国)
1回戦 ○[Tフォール、2:07=10-0]土性沙羅(日本)


【表彰式】

(提供=UWW/撮影= Tony Rotundo)

[2]Oborududu, Blessing(ナイジェリア)
[3]Zhumanazarova, Meerim(キルギス)
[3]Cherkasova, Alla(ウクライナ)

 

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