不適切処理 市の発案 宮崎市福祉施設給付金過払い

 宮崎市の障害者福祉事業所への給付費過払い問題で、市は30日、1事業所の定員数変更をさかのぼって処理した不適切な事務処理について、当時の市障がい福祉課が発案したとする庁内調査委員会(委員長・亀田英信総務部長)の報告書を公表した。報告書では一連の事務処理を「法令順守、危機管理意識の欠如」と指摘。一方、市は「事業所との協議の結果」と市の主導を否定した。

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