無免許飲酒運転で高齢夫婦死亡 運転少年の母親を不起訴処分 広島

少年が無免許で飲酒運転をして高齢夫婦を死亡させた事件をめぐり、酒を飲んでいることを知りながら運転させたとしてほう助の罪に問われていた少年の母親を検察は不起訴処分としました。

今年2月、当時18歳の少年は庄原市の国道で無免許で酒を飲んだ状態で車を運転して対向車線の車と衝突する事故を起こし、80代の夫婦を死亡させた罪などに問われ、30日、広島地裁で懲役7年以上10年以下の不定期刑を言い渡されています。

母親は少年が酒を飲んでいることを知りながら運転させたとして、道路交通法違反のほう助の疑いで書類送検されていましたが、30日、広島地検三次支部が「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として不起訴処分としました。

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