（写真左から）アルビレックス新潟 堀米悠斗選手、ネクストミーツ（株）の白井良取締役会長と佐々木英之代表取締役、（株）アルビレックス新潟の中野幸夫代表取締役社長
代替肉の製造・販売を行うネクストミーツ株式会社（東京都）は、株式会社アルビレックス新潟（新潟市中央区）とユニフォームパートナー契約を締結し、３１日にアルビレックスのホームスタジアムであるデンカビックスワンスタジアム（新潟市中央区）で記者会見を行った。
ネクストミーツは「地球を終わらせない」を理念として掲げ、代替肉（プラントベース）で気候変動問題の解決に取り組んでいる。創業者である白井良取締役会長は新潟県出身で、今年６月には長岡技術科学大学（長岡市）と共同研究契約を締結し、代替肉に相応しい原料の研究開発に産学連携で取り組み始めている。
また、亀田製菓株式会社（新潟市江南区）と２０２１年末の商品発売を目指して商品の共同開発をスタート。さらには長岡市に自社工場を新設することが決定している（２０２２年夏頃稼働開始予定）。
白井取締役会長は小学校でサッカー部に所属し、サッカー好きであることや、「地元である新潟をもっと盛り上げていきたい」との想いからアルビレックス新潟とのユニフォームパートナー契約を決定した。９月４日のキラヴァンツ北九州戦から、選手たちがネクストミーツのロゴが新たに入ったパンツを着用し、試合に望むという。
白井取締役会長
会見に出席したネクストミーツの白井取締役会長は、「先月、ビックスワンでアルビレックス新潟の試合を観戦した際にサポーターの方々の熱量や想いが伝わってきて感動し、それが契約への大きなきっかけとなった。サポーターの方々と一緒になって応援していければと思うし、地元の皆さんの活力に少しでもなっていければ嬉しい」と話していた。
また、アルビレックス新潟の中野幸夫代表取締役社長は、「シーズン途中にも関わらず、ユニフォームパートナー契約を締結していただいたということで大変感謝している。今後ネクストミーツさんの代替肉で、選手やサポーターの健康といった観点からも素晴らしい取り組みができるのではないかと思っている」と今後の期待感を示していた。
さらに会見では、ネクストミーツとアルビレックスのコラボレーション商品として、「アルビカレー」、「NEXTバーガー」を販売すると発表した。今後も引き続き、このようなコラボレーション商品を増やしていく予定だという。商品の詳細は下記の関連記事を参照。
ネクストミーツのロゴが入った新ユニフォーム（パンツ）を披露する堀米選手
【関連リンク】
ネクストミーツ株式会社 公式ホームページ
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