文部科学省は31日、小学6年生と中学3年生の全児童生徒を対象として5月に実施した2021年度全国学力・学習状況調査（全国学力テスト）の結果（速報版）を公表した。神奈川県内公立学校の平均正答数・正答率について、県教育委員会は「全教科とも全国の平均値と大きな差は見られなかった」と分析。中3数学は調査を開始した07年度以降最高の全国8位だった。
県内の正答率（整数値）は、小6国語が63％（全国公立平均64.7％）、小6算数70％（同70.2％）、中3国語は65％（同64.6％）、中3数学58％（同57.2％）。
全国順位は、小6国語が34位（前回19年度42位）、小6算数は13位（同12位）、中3国語が12位（同17位）、中3数学は8位（同26位）だった。
