県内高生就職希望最少2144人 7月末時点

 宮崎労働局(田中大介局長)は31日、来春卒業予定の県内高校生について、7月末時点の就職希望者数が前年比12.1%減の2144人となり、記録が残る1993年調査以降、過去最少になったと発表した。一方で、県内企業による求人数は3323人で過去5番目に高い水準だった。同労働局は「少子化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大により社会や経済情勢が不安定な中で、就職を先送りし進学を選択する傾向もみられる」と分析している。

© 株式会社宮崎日日新聞社