松坂桃李“ローン組めない”発言に菅田将暉が「俺も」と賛同 芸能人の切実な信用問題

左から菅田、松坂

なぜ売れっ子芸能人でもローンが組めないのか?

人気俳優の菅田将暉(28)が8月30日夜に放送されたニッポン放送「菅田将暉のオールナイトニッポン」で芸能人はローンが組めない問題について言及した。

事の発端は、俳優の松坂桃李が23日夜放送の「松坂桃李のオールナイトニッポン」に、事務所の後輩でもある菅田の“代役”として出演した際、自身がローンが組めないことを明かしたことにある。

30日の放送でこれに触れた菅田は「俺もそうですよ。(自分は)そこまででっかいローンみたいなの組んだことがないから分からないけど、先輩たちもですよ。だって、浮き沈みがあるし、安定という仕事でもないから、なかなか…。伝説的な話で『昔のあの人でも組めなかった』っていうのもいっぱい聞く」と告白した。

松坂も菅田も数々のCMに出演し、ドラマや映画で主演を張ることも多い。そんな人気俳優でもローンが組めないというのは驚きだ。

ある不動産関係者は「芸能人は基本的に収入が不安定なので銀行側からの信用がない。特にコロナ禍では芸能人の仕事がさらに不安定になっているのでその影響もある。いくら売れっ子で年収1000万円を稼げたとしても、翌年以降もまた1000万円稼げる保証はないので、芸能人はローンが組みづらい」と話す。

一方で、芸能人がローンを組みやすい金融機関も存在する。「芸能人やアスリート、個人事業主に特化したところがあるが、金利はいくぶん割高と聞いている」(芸能プロ関係者)。コロナ禍もあり、厳しい状況であることに変わりはないようだ。

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