【東京パラリンピック】競泳・木村敬一は決勝へ「いけるところまでいく」辻内彩野は予選敗退

木村は全体3位で決勝進出を決めた(ロイター)

東京パラリンピック・競泳競技(1日、東京アクアティクスセンター)、各種目の予選が行われ、男子100メートル平泳ぎ(SB11)は、日本のエース・木村敬一(東京ガス)が1分14秒05をマークし、全体3位で決勝進出を決めた。

8月30日の200メートル個人メドレー(同SM11)では5位に終わった木村だったが「いい緊張感で臨めたと思う」と最初の50メートルを2位で折り返す。後半はペースを落としたものの、決勝へ弾みをつけたレースとなった。

同種目は2012年ロンドン大会銀メダル、16年リオ大会銅メダルと相性は抜群。木村は「メダルを取って自信をつけたい。いけるところまでいく」と意気込んだ。

女子100メートル平泳ぎ(SB13)の辻内彩野(三菱商事)は1分23秒49の全体10位で予選落ち。「今日が最後のレース。泳ぎ終わった後に楽しかったって思えるレースをしようと思った。すごく楽しかった」と振り返った。

男子200メートル個人メドレー(SM9)は、山田拓朗(NTTドコモ)が2分26秒65の全体8位で予選を突破。男子50メートル自由形(S5)の日向楓(宮前ドルフィン)は、37秒45の全体16位だった。

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