東京パラリンピック・競泳競技(28日、東京アクアティクスセンター)、男子150メートル個人メドレー(SM4)決勝が行われ、鈴木孝幸(34=ゴールドウイン)が2分40秒53で銅メダルを獲得した。
予選を2分45秒77の全体3位で通過した鈴木は、最初の背泳ぎで7位と出遅れたが、続く平泳ぎで5位に浮上すると、最後の自由形で猛追を見せ、3位に食い込んだ。50メートル平泳ぎ(SB3)の銅、100メートル自由形(S4)の金に続き、今大会3個目のメダルとなった。
レース後、鈴木は「メダルが取れてよかったが、タイムが遅かったのが正直なところ。すべてちょっとずつ遅いなって感じ」と苦笑いを浮かべた一方で、今後は200メートル自由形(S4、30日)と50メートル自由形(S4、9月2日)にも出場することから「次は一番距離が長い種目になるので、しっかりと調整して臨みたい」と意気込んだ。