【東京女子】初代タイガーの〝秘蔵っ子〟舞海魅星が専属契約終了「覚悟を持って大きな決断をしました」

舞海魅星

東京女子プロレスは1日、所属の舞海魅星(まいうみ・みらい=21)が8月末日をもって専属契約を終了したと発表した。

「今後の活動に関して新たな環境で自分なりに頑張ってみたいと舞海選手から申し出があり、話し合いの結果、彼女の意思を尊重して今回の結論に至りました」と経緯を説明し、4日の東京・板橋グリーンホール大会が東京女子での最後の試合になるという。

舞海は「突然のご報告、本当に申し訳ありません。東京女子プロレスでデビューさせていただいてから約2年4か月、その時間全てが魅星の宝物でした。だから今回、すごく悩みに悩みましたが、一生に一度しかない人生、そして次から次へと膨らむ夢、自分自身を信じて大きな一歩を踏み出そうと、覚悟を持って大きな決断をしました」とした上で「今後も変わらずプロレスラーとして魂込めて生きていきます。今までお世話になった東京女子プロレスの全ての皆様、本当にありがとうございました」とコメントを出した。

岩手・宮古市出身の舞海は、2011年3月の東日本大震災で被災。翌年、リアルジャパンプロレスが主催した巌流島(山口・下関)での震災チャリティー大会に招待されたことをきっかけに、初代タイガーマスクと元新日本プロレス専務取締役営業本部長の〝過激な仕掛け人〟新間寿氏との交流がスタートした。〝初代タイガーの〝秘蔵っ子〟としてデビューした2019年5月3日の後楽園大会には初代タイガーも応援に駆けつけた。

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