レイプ容疑で逮捕されたマンチェスター・シティのバンジャマン・メンディは、有名人やスポーツ選手のVIP棟に収監されると勘違いし、少しショックを受けたようだ。
27歳メンディは昨年10月から今月にかけて、3人の16歳以上の女性にレイプや性的暴行を加えた容疑で逮捕される。マンCは捜査が終わるまで出場停止処分を下し、先週にはチェスター州にある裁判所に出廷。審問では容疑を否認するも、裁判所が保釈を拒否し刑務所に移送が決定した。
ところがリバプールにある刑務所「HMP Altcourse」に到着した際、“VPウイング”収容と告げられ“VIP棟に入る”と勘違いした模様。VPは「脆弱囚人」の略で、性犯罪者は通常の刑務所で他の囚人からイジメを受ける可能性が高いため、安全を確保するために作られたカテゴリーが“VPウイング”。関係者は、「メンディが到着した時、スタッフは彼の安全のためVP棟に入ると説明した。しかし彼はフランス人で英語が得意でないためか、スタッフの説明を誤解し有名人専用のVIP棟に連れて行かれると思い込んでしまった」と語っている。メンディは理解した際に少し不機嫌となったようで、10日には再び裁判所に出廷する予定だ。