【新型コロナ】神奈川県所管域で2人死亡、366人感染 20代が最多91人

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は1日、県所管域で新たに10歳未満~80代の男女366人の感染と、平塚市の70代男性、鎌倉市の80代男性の死亡が確認されたと発表した。

 70代男性は7月30日に発熱などの症状が現れ、受診した医療機関で陽性が判明。8月9日に新型コロナによる肺炎で死亡した。ワクチンは1回接種していた。

 80代男性は8月8日に陽性が判明。自宅で療養していたが、容体悪化で同15日に入院したものの、同30日に死亡した。ワクチンは接種していなかった。

 新規感染者366人のうち、重症が1人で、中等症が6人、ほかは軽症か無症状。213人が感染経路不明だった。

 年代別では、20代が91人、40代73人、30代64人、10代と50代が各46人、10歳未満16人、60代15人、80代10人、70代5人。

 また、8月28日に感染者として公表した大和市の50代男性について、同日に重複して発表していたとして、1人分の発表を取り下げた。
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 神奈川県は1日、既に県内で公表されている新型コロナウイルス患者のうち、503人がインド由来のデルタ株に感染していた疑いがあると発表した。

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