演歌歌手・市川由紀乃が1日、東京・渋谷区のLINE CUBE SHIBUYAでコンサート「市川由紀乃リサイタル2021~超克~」を開催した。
都内で行う有観客のリサイタルは2年ぶりで、市川も「お客さんの前で歌えることがうれしい」と笑みを見せた。ステージでは新曲「秘桜」のほか、1日にリリースしたアルバム「唄女Ⅳ 歌・劇・詩~吉田旺作品集~」に収録されているちあきなおみのカバー曲「喝采」などを全18曲を熱唱した。
リサイタルのタイトルになった「超克」は市川自身がつけたもので市川は「困難を乗り越え、それに打ち勝つという意味なのですが、今年になって様々なニュースがあったので、今年のリサイタル開催にあたってはこの言葉を使いたいと思った」という。
2017年に出場して以来、遠ざかっている紅白歌合戦については「いまは一つひとつの仕事を積み重ねていくことしかできない」といいつつも、「いつか夢の舞台に立たせていただけるように頑張りたい」と意欲ものぞかせた。