SKE新曲が珠理奈卒業シングル超えスタート 高須幹弥院長「みんなで12歳の新センターを盛り上げようとしている」

新曲「あの頃の君を見つけた」でセンターを務める林美澪(2021 Zest, Inc./AEI)

アイドルグループ「SKE48」の28枚目シングル「あの頃の君を見つけた」が1日に発表されたオリコンデイリーランキング(8月31日付)で1位(推定売り上げ枚数18万8048枚)を獲得した。

「あの頃――」は研究生の林美澪(12)がセンターを務める王道のアイドルソング。実は関係者の間では前作の売り上げを大きく下回るのではないかと予想されていた。前作「恋落ちフラグ」(2月3日発売)はSKEの絶対的エースだった松井珠理奈(24)の卒業シングル。しかも前作発売後に珠理奈をはじめAKB選抜総選挙で選抜入り経験のある高柳明音(29)や惣田紗莉渚(27)、選抜常連だった竹内彩姫(21)、野島樺乃(20)ら人気メンバーが次々と卒業。「恋落ちフラグ」のシングルCDに参加したメンバーが68人だったのに対して今回のCDに参加しているメンバーは59人となっていた。

しかも林をはじめ、浅井裕華(17)、江籠裕奈(21)らメンバーが次々と新型コロナウイルスに感染し、テレビ出演や発売イベントなどは全てキャンセルや延期。SKEは今回、新曲のプロモーション活動を全く行えない状況で発売日を迎えていた。

ところがふたを開けてみると予想を裏切って前作の初日売り上げ(17万7046枚)を上回る好スタートとなった。これについてSKEファンである高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長(46)は「林美澪ちゃんはやっぱりかわいいですよ。メンバーもファンも12歳の新センターをみんなで盛り上げていこうという気持ちで一致している。これが大きいんじゃないですか」と分析。また林とネット番組で共演したことのあるお笑いタレントのユリオカ超特Q(53)も「林さんのキャッチフレーズは『あなたと私を繋ぐ愛のナンバーは~? 301でみ・れ・い』なんですけど、これはプロレスラーの武藤敬司さんが若手のスペース・ローンウルフ時代に『610で武藤』といわれていたことに通じるものがある。松田聖子さんとも誕生日が同じだしスターの星なんじゃないですか。そんな林さんをみんなで支えようとしてますよね」という。

林をはじめ複数のメンバーが新型コロナウイルスに感染して活動休止状態に陥っているSKEだが、新曲の好セールスは久しぶりの明るいニュースとなったようだ。

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