巨人・原監督が小林にハッパ「大城と同じくらいの打力なら小林を使いますよ」

3回、二塁打を放つ小林

巨人の原辰徳監督(63)が小林誠司捕手(32)の正捕手復帰への道を明示した。

1日のヤクルト戦(京セラ)はエース・菅野が小林との「スガコバ」コンビで8回1安打無失点の復活投。チームは2―0で勝利し、今季3勝目の復活勝利を上げた。

女房役・小林はバットでも貢献。3回、チーム初ヒットとなる二塁打を放ち、丸の決勝2ランにつなげた。

指揮官は「(小林は)このところバッティングも非常に良かったんですね。まあ1打席目に口火を切るというね、やってくれましたし。リード等々に関しましては、素晴らしい(もの)があるというか、まあいいものが出たと思いますね」と目を細めた。

さらに「大城と同じくらいのバッティング力があるならば、小林を使いますよ、私は。そこの部分に差があるということですよ。だから今日の一本というのは非常に大きかったと思いますよ」とキッパリ。現在、大城に正捕手の座を譲っている小林の課題を明確にした。

当の小林は打撃に関して「いや、僕、全然チームに貢献できてないんで」と苦笑い。「今日、たまたま打てましたけど、また、なんとか貢献できるように頑張りたいです」と精進を誓った。

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