日本代表の森保一監督(53)が、カタールW杯アジア最終予選の初戦オマーン戦(2日、吹田)を前に警戒を強めた。
指揮官は最終予選に臨むにあたって「これまでわれわれがやってきたことを出して、試合の内容にこだわりつつ勝つという結果を求めたい」と力強く宣言。「初戦というものはどんな大会でも難しい。いろんなプレッシャーがあると思うが、選手には日頃からやってきていることに自信を持ってやってほしい」とイレブンへ呼びかけた。
そのうえで、日本対策として1か月間の長期合宿を敢行してきたオマーンを警戒。相手の詳しい情報がなかなか出てこない中で「2次予選の映像をもとに分析する。相手によって、試合の流れによっていろんな戦い方をする強みを持っている。攻撃はダイレクトに素早い攻撃して、守備はブロックを作るが戦術の幅を持っている」と分析した。
そうした情報をもとに日本は「しっかりボールを動かしながら、われわれは我慢強く攻撃を仕掛ける。相手のハイプレッシャーでも慌てることなく」と〝自分たちのサッカー〟を貫いて難敵を撃破する構えだ。
不気味なオマーンを相手に、森保ジャパンはどのような戦いを見せるか。