コロナ感染妊婦受け入れ強化へ 県、産婦人科医ら

「妊婦の同居家族や周囲の人もコロナの感染対策を徹底してほしい」と呼び掛ける県産婦人科医会の肥後貴史会長(本人提供)

 新型コロナウイルスに感染した千葉県の妊婦が入院ができずに療養中だった自宅で早産し、新生児が死亡した問題などを受け、県は産婦人科の医師らと受け入れ態勢の強化を急いでいる。本年度、県内で新型コロナウイルスに感染した妊婦は8月30日時点で23人と、昨年度の12人を上回るペースで増加。第5波の収束が見えない中、医療関係者は「同居家族らも感染防止を徹底してほしい」と呼び掛けている。

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