川崎拠点の富士通フロンティアーズ、リーグ王座奪取へ決意

福田市長(右から2人目)に健闘を誓う趙キャプテン(右端)ら=川崎市役所

 川崎市中原区を練習拠点とするアメリカンフットボールチーム「富士通フロンティアーズ」の選手とスタッフが8月31日、市役所に福田紀彦市長を訪ね、Xリーグ秋季シーズン開幕前に王座奪取へ決意を語った。

 チームは日本選手権で5回の優勝経験を誇る。5連覇を目指した昨年はオービックシーガルズに敗れ、準優勝となった。

 趙翔来(ちょうしょうき)キャプテンは「幸区出身で、ここにいるのが不思議な気持ちでうれしい」と照れた表情で語り、「今年からユニホームに川崎市のロゴを入れる。全員が市のスポーツパートナーの名に恥じぬよう一戦一戦、勇気と感動を与える試合を行いたい」と誓った。

 福田市長は「悔しさをバネに、王者への復活を果たしていただきたい。市民に大きな勇気を与えていただければと思う」とエールを送った。

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