今夏の移籍失敗でシントトロイデン残留の鈴木優磨「正しいやり方ではなかった」

鈴木優磨

ベルギー1部シントトロイデンのFW鈴木優磨(25)が2日、自身のSNSを更新し、今季のチーム残留と再スタートを宣言した。

昨季17得点をマークした鈴木は今夏の移籍を希望し、リーグ開幕後も試合出場を拒否。31日の移籍期限を前に、イタリア1部カリャリやドイツ1部シャルケ、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のノティンガム・フォレスタなど複数のクラブが獲得に乗り出していたが、交渉はまとまらなかった。

鈴木は自身のインスタグラムに「この3か月でとても苦しかったが、この時期に私がしたことは正しい方法ではありませんでした」とした上で「再び立ち上がって一生懸命プレーする必要があります。STVV(シントトロイデン)に関わっている皆さんのために、もう一度一生懸命頑張ります」と再起を誓った。

さらに「私は今シーズン終わりに選手、すべてのスタッフ、そして、サポーターと一緒に良い結果を目指して本当に挑戦しようとしています。すべてのサポーターが私たちの勝利をサポートしてくれることを願っています」と書き込んだ。

ただ、シントトロイデンでは鈴木の退団を見込み、今夏にFW原大智とFW林大地を獲得。また、出場拒否でチーム内での信頼度も低下しており、再スタートは簡単ではなさそうだ。

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