スバルのクロスオーバーSUV「新型レガシィ アウトバック」が2021年9月2日(木)に初公開されたと同時に、先行予約がスタートした。現行モデルは2014年デビューのため、じつに7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。最大の注目ポイントはすでにレヴォーグに採用されている新世代運転支援システム「アイサイトX」を全車標準とした点にある。そのため縦型ディスプレイやフル液晶メーターを採用するなど、大幅な進化を遂げている。用意されるグレードは「Xブレイク」と「リミテッド」の2種類で、価格は420万円スタートとなる見込みだ。
10月発売の新型アウトバック! 最短納車は年内に
スバル 新型レガシィ アウトバックはすでに北米市場で発売されているが、日本向けモデルも晴れて予約がスタートした。正式発売は2021年10月となり、最短納車は12月となるという。
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アイサイトXが標準装備! 搭載されるエンジンはレヴォーグと同じ1.8リッターターボ
冒頭に述べた通り、最大の注目ポイントはレヴォーグで好評を博しているアイサイトXの標準装備化である。性能はレヴォーグと同様で、高速道路やバイパスといった自動車専用道路において低速時にはハンズオフ機能も搭載されるのだ。
内装はこれまたレヴォーグのアイサイトXと同様にフル液晶メーターに縦型ディスプレイを装備している。
アウトバックはクロスオーバーSUVであるため、悪路走破モードである「Xモード」を搭載し、ワンタッチで走行モードを変更できる仕様となっている。
搭載されるのは1.8リッター4気筒水平対向エンジンとなる。北米仕様は2.4リッターターボであるため、日本独自の仕様となっているのだ。
2グレードをラインアップ。最上級グレードは450万円
グレードラインアップはXブレイクとリミテッドの2つとなる。Xブレイクにはブラック塗装されたホイールやフロントグリル、そして撥水加工を施した専用シートなどが奢られる。
そして最上級グレードとなるリミテッドは、オプションでタンカラーやブラックの本革シートを設定。さらにはハンズフリーオープンパワーリアゲートと名付けられた便利機能を標準装備としている。
ちなみに価格は正式発表されていないが、Xブレイクが420万円、リミテッドが450万円となる見込みだ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大/撮影:茂呂 幸正】