テニスの4大大会全米オープン男子シングルス1回戦で、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦した18歳の新星ホルガ・ビートゥス・ヌースコウ・ルーネ(デンマーク)が「イケア」のビニールバッグをひっさげ試合に臨み、話題を呼んでいる。
ルーネはジョコビッチに敗れたものの、王者から1セットを奪う善戦。試合途中にけいれんを起こすなどし、本調子ではないなかでの好プレーに、ジョコビッチに「尊敬に値する」と称賛された。
18歳がプレー以外に注目されたのが、センターコートに持ってきたバッグ。家具メーカー「イケア」の青い大きなビニール袋に荷物を入れ登場した。ルーネは「いいバッグだと思う。僕に合っている。ここにバナナと飲み物を入れている」と説明した。
セレブも多いテニス界ではめずらしい庶民派行動にネット上もびっくり。元世界女王のキム・クライシュテルス(ベルギー)が「ルーネはセンターコートにイケアのバッグを持ってきた」とツイート。ネット上では「イケアがスポンサーになればいい」などと注目を集めている。