【東京パラリンピック】競泳・最年少メダリストの山田が決勝へ「自分の力を出せるように」

最年少メダリストの山田美幸(ロイター)

東京パラリンピック・競泳競技(2日、東京アクアティクスセンター)、各種目の予選が行われ、女子50メートル背泳ぎ(S2)は、山田美幸(14=WS新潟)が1分9秒44の全体2位で決勝に駒を進めた。

8月25日の100メートル背泳ぎ(S2)では、日本勢最年少となる銀メダルを獲得。今大会2つ目のメダルを目指す中、序盤から積極的な泳ぎを見せた。レース後には「右脚をあまり強く動かせなかった。(予選のタイムは)自己ベストと結構離れていて、練習でも(1分)7秒とか出ていたので、6秒台、5秒台を目指して頑張りたい。決勝では自分の力を精いっぱい出せるように頑張りたい」と決意を述べた。

男子50メートル自由形は、ここまで全4種目でメダルを手にしている鈴木孝幸(34=ゴールドウイン)が38秒25の全体1位で決勝進出を決めた。

「出場5種目でメダル」&「複数種目での金メダル」を目標に掲げる中「前半はしっかり体を使って泳げたらと思っていた」とスタート直後からレースを引っ張った。決勝に向けては「まあまあぼちぼちかなと。体の疲れも抜けたし、50メートルに向けて体にちゃんと刺激を与えて、瞬発力を出せるようなトレーニングをしてきた」と自信をのぞかせた。

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