【WWE】紫雷イオは不仲のゾーイとV1戦へ「お前も好きじゃないけど、私たちが勝つ」

イオ(左端)はゾーイに歩み寄ることはなかった(C)2021 WWE. Inc. All Rights Reserved.

米WWE・NXTの〝暗黒の逸女〟紫雷イオ(31)が、相棒との間にすきま風が吹いたままタイトル戦に臨むことになった。

配信されたNXT大会でイオとゾーイ・スタークのNXT女子タッグ王者は、次週大会でケイデン・カーター&ケイシー・カタンザーロ相手に初防衛戦に挑むことが決定した。

これを受けて両チームがインタビューに応じ、ケイデン&ケイシーは「イオとゾーイをリスペクトしているが、私たちは本物のチームで友達よ。これが決定的な違い」とチーム力を強調した。

イオとゾーイの関係は良好とはいえず、これまで日本食レストランで懇親会を開くなどしたが、一向に改善される気配はなかった。ゾーイの方が日本語を勉強するなどして歩み寄っているものの、イオはあくまで〝ビジネスパートナー〟と位置付けているようで「私たちは友達じゃないし、好きじゃない」とドライな態度を貫いている。

挑戦者組から仲の良さを見せつけられたゾーイは「イオはNXTの歴史に名を刻む王者よ。私たちはチームに100%コミットしているわ」と強調したが、イオのスタンスは変わらない。ケイデン&ケイシーを指さして「お前らは好きじゃない!」と一蹴するや、パートナーのゾーイに対しても「お前も好きじゃないけど、同じチームだから、私たちが勝つ」と言い放った。一歩間違えば空中分解しそうな王者チームは、無事にV1を成し遂げられるのか。

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