2か月ぶりに国内復帰のイ・ボミが賞金シード陥落の危機 隔離期間で調整に不安も

イ・ボミ

女子ゴルフのイ・ボミ(33=延田グループ)が、賞金シード陥落の危機を迎えている。

今週の「ゴルフ5レディス」(3日開幕、三重・ゴルフ5カントリー四日市C)から2か月ぶりに国内ツアーに復帰。現在、賞金ランキング81位(1327万5147円)で賞金シード圏内の同50位まで約1000万円差と厳しい状況だ。

今大会を含めた今後の4試合終了後に今季残り試合(日本女子オープン、TOTOジャパンクラシック、JLPGAツアー選手権は除く)の優先出場権がリセットされるだけに、より順位を上げておかないと、出場試合が限られてしまい、賞金シード確保がより難しくなる。

一試合一試合が勝負となる中、7月に韓国へ帰国したときの2週間と、今回の再来日後の2週間、計4週間の隔離期間を過ごしており、思うような調整はできていない。「トップがたくさん出て…。選手のみんなはコースが広いから大丈夫というんですけど、ちょっと心配です」と不安を口にした。

仮に賞金シードを確保できなくても「今年で終わりというのは頭にはないです」。来季以降も日本でプレーをする意向を示したが、2度(2015、16年)の賞金女王に輝いた人気者は逆転でシード獲得なるか。

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