【大相撲】芝田山広報部長 白鵬ら陰性も秋場所は「全協会員対象の検査結果と専門家の意見を聞いて」

芝田山広報部長

日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)は2日、電話取材に応じ、十両北青鵬(19=宮城野)の新型コロナウイルス感染を受けて部屋の力士らを検査したところ全員陰性だったことを明らかにした。

検査は横綱白鵬(36)ら関取衆も受けた。ただし、北青鵬以外の力士らの秋場所(12日初日、東京・両国国技館)の出場可否については近日中に実施する全協会員対象のPCR検査の結果を踏まえて判断する。芝田山部長は「幕下以下で体調があまり優れないような者もいる。(検査)結果がどのようになるかを見ながら専門家の先生のご意見を聞きながら、いつから出場できるのか、できないのかを相談していくということ」と説明した。

1月の初場所は白鵬の感染が判明し、部屋全員が休場する事態となった。秋場所はどのような措置が取られるのか注目が集まる。

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