巨人・原監督の積極采配にG党どよめき 中田翔には代打・若林

巨人・中田翔

巨人・原辰徳監督(63)が2日のヤクルト戦(京セラ)で積極采配を振るった。

スタンドで見守る巨人ファンからどよめきが起こったのは、1―1の7回の攻撃中だった。先頭打者の岡本和が左前打で無死一塁とすると、原監督はすぐさま増田大を代走に送った。それとともに、ネクストバッターズサークルで待機していた中田をベンチに呼び戻し、「代打・若林」を球審に告げた。

若林は初球でバントを試みたがファウル。カウント1―1からヒッティングに切り替えたが、最後は左飛に倒れた。それでも、二死二、三塁までチャンスを広げたものの、代打・亀井が中飛で倒れて攻撃を終了した。

試合は2回に岡本和の33号ソロで同点に追いついて以降はこう着状態。どうにか試合を動かそうとタクトを振るったが、この回は実らなかった。

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