【W杯アジア最終予選】伊東純也は猛省「まずは全員がミスを減らすこと」

シュートを放った遠藤(左)とスペースを作った伊東

サッカー日本代表のMF伊東純也(28=ゲンク)が〝攻撃面〟の未熟さを猛省だ。

カタールW杯アジア最終予選オマーン戦(2日、吹田)に先発した伊東は、前半28分の決定機にゴールを決め切ることができなかった。チームも0――1で敗れ「いいボールがきてトラップもうまくいったので、入ったと思ったけど正面だったので残念だった。(チーム全体的で)ミスも多かったし、効果的な攻撃ができていなかった」と唇をかんだ。

この日のオマーンは、中央を固める守備的な布陣を展開。「サイドバックを高くして、シンプルにサイドハーフを絞ってクロスを上げたほうがよかった。前半後にそういう話をして、後半は高い位置を取ろうとしたが、あまりうまくいかなかった」とちぐはぐぶりを明かした。

試合後にはすぐさまロッカールームで話し合いを実施。「次の試合があるので、切り替えていこう」などとの話が出たという。次戦の中国戦に向けては「奪われたあとのリアクションとか攻撃の精度は自分たちのミス。攻撃の質を上げないとだし、迫力をもって攻めないといけない」と自らに言い聞かせた。

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