3日(金)の天気 秋雨前線停滞 東・西日本は断続的に雨 関東などで10月並みの涼しさ続く

3日(金)の全国の天気と予想最高気温

 3日(金)も秋雨前線が日本付近に停滞し、東・西日本を中心に断続的に雨が降る見込み。東海以西は局地的に激しい雷雨となり、九州北部では非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがある。また、きのう2日(木)に引き続き、雨が降る地域を中心に気温が上がらず、関東など10月並みの涼しさが続く所もありそうだ。

東・西日本は断続的に雨 九州北部では非常に激しい雨も

3日(金)午前9時と正午の雨の予想

 3日(金)は秋雨前線が九州から日本の南に停滞する見込み。

 前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む一方、上空には冷たい空気が流れ込み、大気の状態が不安定となりそうだ。

 東・西日本は広い範囲で断続的に雨が降り、東海から西の地域では局地的に激しい雷雨となる見込み。特に、九州北部では昼前にかけて局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれもある。土砂災害などに警戒が必要だ。

北日本や沖縄 晴れるもにわか雨や雷雨に注意

3日(金)昼前と夕方の天気分布予想

 前線から離れている北日本や沖縄では晴れる所が多いものの、東北南部では次第に雲が広がり、太平洋側を中心に雨の降る所がありそうだ。また、北海道の内陸部や沖縄でも午後は大気の状態が不安定となり、局地的に雷雨となる見込み。天気の急変に注意が必要だ。

雨の降る地域を中心に気温上がらず 関東など10月並みの涼しさ続く所も

3日(金)の最高気温分布予想

 雨の降る地域を中心に平年より気温が低い状態が続く。最高気温は全国的に30℃に届かず、9月下旬から10月上旬の気温となる所も多い予想だ。東北南部や関東甲信などでは25℃に届かない所も多く、半袖では肌寒く感じる可能性がある。脱ぎ着でうまく調節できる服装が良さそうだ。一方、前線南側の暖かい空気が流れ込む九州・沖縄では、最高気温30℃以上の真夏日となる所がある見込み。

(気象予報士・宮崎由衣子)

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