〈速報〉菅総理総裁選不出馬 高鳥氏、高市前総務相応援明言

 菅義偉総理大臣は3日、17日告示、29日投開票の自民党総裁選挙に立候補しないことを表明した。同30日に同総裁としての任期が満了するのに伴い、菅総理は退任することになる。

 これを受け同日、党新潟県連会長の高鳥修一衆院議員(新潟6区)は、上越タイムス社の取材に対し、今回の総裁選挙で、出馬に意欲を見せている高市早苗・前総務相を応援することを明らかにした。

 高鳥氏はその理由として、高市氏が「確固たる保守思想」を持ち、「積極財政派」であることを挙げた。

 一方、出馬を断念した菅総理について「前日に、(総裁選に)出馬すると表明された後の急展開なので驚いている。安倍晋三前総理の後を急きょ引き継がれてご苦労も多かったと思う」とおもんぱかった。

 菅総理は昨年8月28日に持病の悪化を理由に安倍氏が総理の辞任表明。これを受け、9月14日の総裁選で共に立候補した石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長(当時)を破り第26代総裁に選出、16日の臨時国会で第99代総理大臣に就任した。就任約1年での退任になる。

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