4番が打っても勝てなかった。広島の鈴木誠也外野手(27)が3日のヤクルト戦(東京ドーム)に「4番・右翼」で先発出場。前日2日までの3試合で無安打だったが、この日は存在感を見せた。
まず初回二死一塁の第1打席で中前打。3回二死二塁では四球を選び、6回一死では再び中前打を放った。見せ場は0―3の8回二死だ。ヤクルト4番手の清水の150キロ直球を左中間スタンドへ放り込み、20号ソロ。これで8月26日の巨人戦以来、今季6度目の猛打賞も記録した。
同時に2016年から6年連続で20本塁打に到達し、鈴木誠は球団を通じて「すごい先輩方に並べたことはうれしいです。チームが勝てるように、また頑張りたいです」とコメントした。