冨安健洋 出場できなかったオマーン戦の問題点指摘「試合の入りから90分間、消極的だった」

DF冨安健洋

日本代表DF冨安健洋(22=アーセナル)が、0―1で敗れたカタールW杯アジア最終予選オマーン戦(2日、吹田)の問題点を指摘した。

自身は欧州の移籍期限ギリギリの8月31日にアーセナル移籍が決定したため、手続きなどでホームのオマーン戦に間に合わず、最終予選・中国戦(7日=日本時間8日)が行われるカタールで合流した。

3日に現地からオンラインで取材に応じた冨安は「コンディションの部分はあったと思うが、試合の入りから90分間、消極的だった。ミスをしないようにとか考えてアグレッシブさが足りなかった」。さらに降雨でピッチ状態が悪かったことを考慮した上で「攻守の切り替え、いつもなら即時奪回にいくところで1秒くらい足が止まって、はがされて、カウンターを受けることも多かった」とも語った。

先発が予想される負けられない中国戦に向けては「どんな内容でも勝ち点3を取ることが必要になる」と強調。その上で「移籍して、アーセナルの選手として見られる。そこのプライドも忘れずにプレーしないといけない」と気持ちを引き締めた。

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