VRでファンと交流 “分身”がクイズや円陣 コロナ禍のつながり重視 栃木SCアプリ運用

VRで交流する栃木SCの選手とサポーター(クラブ提供)

 VR(仮想現実)の中で選手とサポーターが交流する栃木SCの企画が好評を集めている。無料のスマートフォン向けアプリ「VR TOCHIGI SC WORLD」を県内の企業と開発し、毎週木曜に選手とアプリの利用者が対話できるイベントを6月から開催。コロナ禍で直接交流する機会が限られる中、栃木SCでは自宅で気軽に選手とつながれる場として今後も積極的に活用していく。

 アプリの開発、活用は宇都宮市の「ファンタスティックモーション」の提案を受けて着手。栃木SCの橋本大輔(はしもとだいすけ)社長は「Jリーグで他に活用しているクラブは聞いていない」。バスケットボールB1宇都宮ブレックスは昨年から導入している。

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