【テニス】警告行為&メンタルの大坂なおみ、長期休養を示唆「しばらくプレーしないかも」

休養の意向を明かした大坂なおみ(ロイター=USA TODAY Sports)

女子テニスの世界ランキング3位・大坂なおみ(23=日清食品)が4大大会「全米オープン」の女子シングルス3回戦で同73位のレイラ・フェルナンデス(カナダ)に逆転負け。試合後の会見では目に涙をためて休養の意向を明かした。

第1セットを7―5で奪った大坂だったが、第2セットでタイブレークに突入するとイライラが爆発。2度もコートにラケットを叩きつけ、第3セットでは受け取ったボールを観客席に叩き込む暴挙を働いて審判から警告を受けた。

試合後、自身の行為について「子供のように見えたと思う。自分をコントロールできず、フラストレーションがたまってしまった」と振り返った。さらに「自分の感情を理解したい」と話しつつ、今後について「次に出る大会は決めてない。少し休養しようと思っている。しばらくプレーしないかも」と話した。

5月の全仏オープンではメンタルヘルスを理由に会見を拒否し、長らく〝うつ状態〟に悩んでいたことを告白。連覇を狙ったが今大会もメンタル崩壊で自滅してしまった。まずはメンタルをリセットすることが急務となりそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社