元アルゼンチン代表でスペイン1部バルセロナなどで活躍したMFフアン・ロマン・リケルメ氏(43)が、フランス1部パリ・サンジェルマンに移籍した同国代表FWリオネル・メッシ(34)の将来を予測した。
現在はプロキャリアをスタートさせたアルゼンチン1部ボカ・ジュニアーズで副会長を務めるリケルメ氏。現役時代は同国のA代表だけでなく、オーバーエージで参加した2008年北京五輪でもメッシとプレーし、金メダルを獲得した。母国のスーパースターをよく知る同氏は、スポーツメディア「ESPN」に「メッシがパリでのプレーを楽しむことを願っている。彼がエムバペとネイマールと一緒にプレーするのを見れば、誰もが興奮するからね」と期待した。
その上でメッシの将来などについても「メッシはパリSGで欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制して、バルセロナに戻って引退すると思う。パリSGは今季、CLに優勝できなければ、もう勝てることはないだろうね」と〝予言〟した。ただパリSGとの契約満了後、元イングランド代表のデービッド・ベッカム氏がオーナーを務める米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに移籍する可能性も指摘されている。
ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドは、イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドへ電撃復帰を果たしたが、メッシのバルセロナ帰還はあるのだろうか。