【札幌2歳S】ドレフォン産駒ジオグリフ圧巻の4馬身差V ルメール「絶対勝つと思っていました」

大楽勝だった

GⅢ札幌2歳S(芝1800メートル)が4日の札幌競馬場で行われ、ルメール騎手騎乗の1番人気ジオグリフ(牡・岩戸厩舎)が圧勝した。

道中最後方から悠然と追走し、勝負どころでグングン外を回って先団に取りつくと、追われてから後続を圧倒。4馬身差をつけて新種牡馬ドレフォン産駒の重賞初勝利を決めた。2着アスクワイルドモア、3着トーセンヴァンノ。

4馬身差の勝利は、2001年に札幌3歳Sから札幌2歳Sに名称が変わってからレース史上最大着差Vとなった。

ルメール騎手は「ゲート内でエキサイトしたので、スタートでプレッシャーを与えないように後ろから行きました。だんだん加速してくれましたし、絶対勝つと思っていました」と手綱から確勝級の手応えを感じ取っていたと振り返った。

なお、8月31日に急死(急性大腸炎)した父ドゥラメンテの弔いVが期待されていたダークエクリプスは、レース直前に騎手を落として放馬。外ラチを〝背面飛び〟で乗り越えて暴走し、競走除外となるアクシデントがあった。

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