【東京女子】初代タイガーの “秘蔵っ子” 舞海魅星 ラストマッチは惜敗「さよならは言わないでおきます」

宮本もか(左)を渾身の力で叩きつける舞海魅星

東京女子プロレスを8月末日に退団した初代タイガーマスクの〝秘蔵っ子〟こと舞海魅星(21)が、4日の板橋大会で所属としてのラストマッチに出場した。

6人タッグ戦で鈴芽、猫はるなとトリオを結成し、中島翔子&らく&宮本もかと対戦。中盤に舞海は、宮本相手に得意のパワー殺法で見せ、観衆を魅了した。羅生門(変型コブラツイスト)に苦しむ場面はあったが、ショートレンジラリアートで立て直し、試合を猫に託す。

しかし、猫が敵軍のタッチワークに翻弄されてしまう。舞海と鈴芽が連係でアシストするも、最後は猫が中島のウラカン・ラナ・インベルティダで3カウントを奪われた。

舞海は「このリングでデビューできたことも、このリングから見た景色を忘れません。支えてくださったみんなに感謝しています」と述べた上で「東京女子プロレスを離れますが、この先も自分がプロレスラーとして生きていく限り、みんなとの物語は続いていくのでさよならは言わないでおきます」とあいさつ。2019年5月のデビューから所属として活躍したリングに別れを告げた。

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