4日、新日本プロレスは埼玉・メットライフドームで『WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome』を開催。
メインイベントで棚橋弘至vs飯伏幸太のIWGP USヘビー級選手権試合が行われた。棚橋弘至は8月にアメリカ・ロサンゼルスに渡り、ランス・アーチャーを破ってIWGP USヘビー級王座を戴冠。次期挑戦者に病気で欠場していたタッグパートナーの飯伏幸太を指名していた。
カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome
【日時】2021年9月4日(土) 15:00開場 17:00開始
【会場】埼玉・メットライフドーム
【観衆】2,095人
試合後の経過は下記の通り
カミゴェを巡る攻防では棚橋が力で腕をクロスさせる攻防も展開
▼第5試合 IWGP USヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】〇棚橋弘至 vs 飯伏幸太×【挑戦者】
17分47秒 ハイフライフロー⇒片エビ固め
※棚橋弘至が初防衛に成功
飯伏は棚橋に座礼。体調不良に陥った状況からタイトルマッチに引き上げてくれたお礼か。コンディションが悪かったことの申し訳なさか
棚橋「飯伏ーおかえり。復帰をして、まだまだ夢の続きがあるから、しっかりコンディション整えて上がって来いよ!い・ぶ・し!い・ぶ・し(と拍手を要求する)」
棚橋「よーし元気よくいこうかー。7年ぶりに新日本プロレスが西武ドームに帰ってきたぞー!7年前は俺メインに上がれなかったんだよ。ということは7年後にメインにいる、俺すげー。雷も応援してくれている。というわけで、2DAYS初日、明日もお願いします。みんながいつでも新日本プロレスの会場に帰ってこれるように俺は新日本のリングに立ち続けて待ってます!」
エアギターを奏でる棚橋
棚橋「ちょっとずつ明日がよくなりますように…明日が楽しくなりますように…最後にみなさん愛してまーす!」
次ページ、バックステージで棚橋弘至がメットライフドーム大会初日を総括
<バックステージ>
棚橋「西武ドームで大会ができて7年前はギターで叩かれた記憶しかなくて、7年後みてくださいよ。メインイベントでタイトルマッチで勝ってるんだから。これは棚橋、疲れてない説が現実味を帯びてきたというか…で今日のタイトルマッチだったけど、ファンのみんなは飯伏がどういう状態で帰ってくるかというのを気になっていたと思うし、俺もねあまり情報が入ってこなかったから。予想はできなかったんだけど、三味線かましやがって。全然変わってないじゃん。本人はどう思ってるかわからないけど。やってる感覚としては。
だから新日本プロレスにいつもいておかえりっていう立場をもう少し俺がやりますよ。なんでかっていうとファンの皆様が安心して戻ってきた時にお帰りっていいたいから。だからまだ先になるよね。先になるけどみんなね、それぞれの生活、それぞれの目標に向かって頑張っていきましょうよ。なんかちょっとしたきっかけでいいんで『棚橋どうしてっかな?』『私プロレス好きだったな』とか思い出してもらえれば。そこには棚橋がいますから。しつこいぐらい、うっとうしいぐらいいますから。
名古屋、東京ドーム、ロサンゼルス、西武ドーム4大会連続。ありがとうございました。またみんなで乾杯できますように。乾杯!」
――…
棚橋「拍手していいですよ!」
――拍手
棚橋「折角こういう厳しい時でも応援してくれるファンの皆さんありがとうございます。」
飯伏「ここでいいですか?。いやぁ、リングに戻れることがホントにうれしくて……戻るまで、ホントに自分なりに精いっぱい頑張ったつもりだったんですけど、やっぱり僕の中で棚橋さんは、ずっと、ずっと、夢を与え続けてくれる人だなと、改めて思いました。
このタイミングで僕を指名してくれた棚橋さん、あと、ファンの皆さん、そして僕に関わってくれたみんな、ホントにありがとうございます。応援してくれて、本当にうれしかったです。また、また、頑張って、やります。皆さん、ありがとうございました。プロレス、ありがとう」
(写真提供:新日本プロレス)