巨人 どんでん返しで首位陥落…原監督が苦言「中心選手の丸がなかなかね」

無安打に終わった巨人・丸

巨人は4日の阪神戦(甲子園)に3―4の逆転サヨナラ負けを喫し、首位から陥落した。

最後は守護神のビエイラが大山に逆転2ランを被弾したが、攻撃陣が挙げた得点は3点。6回に岡本和の34号2ランで逆転するも、わずか1点リードのまま終盤戦に突入した。7回に二死満塁のチャンスをつくっても無得点で終わるなど、阪神を突き放すことはできなかった。

試合後、原辰徳監督(63)は「もうちょっと点を取っておくというところでしょうな」とし「やっぱり1番バッターが機能しないとね。中心選手の丸がなかなかね。何とか奮起してもらいたいなあと思うね」と求めた。

丸は8月27日の中日戦(バンテリン)で1番に座り、この日が7試合目。その間に2本塁打もマークしているが、この日は5打数無安打で、15打席連続で出塁できていない。再浮上するためにも名指しされた丸をはじめ、全体的な攻撃力アップが不可欠となりそうだ。

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