5日（日）は、東日本を中心に雨で、激しい雷雨の所もある見込み。気温は、東海から西では残暑、関東や東北の太平洋側では秋の涼しさという傾向になりそうだ。

東日本の内陸を中心に不安定

　5日は、湿った空気の影響で、東日本や北日本の太平洋側を中心に雲が多くなっていて、雨の降っている所もある。午後にかけても雲が広がりやすく、所々で雨が降る見込み。上空の寒気の影響も受け、東日本の内陸を中心に大気の状態が不安定となり、激しい雷雨の所もありそうだ。急な激しい雨とともに落雷や突風などにも注意が必要。
　一方、西日本や北日本では日本海側を中心に晴れ間が広がりそうだが、山沿いを中心ににわか雨や雷雨の所がありそうだ。晴れている地域でも、空の変化に注意が必要となる。

東京は5日連続25℃に届かず

　日中の気温は、東海から西では30℃前後まで上がる所が多く、北陸から北の日本海側でも25℃～28℃まで上がり、暑くなる見込み。
　一方、関東や東北の太平洋側では、9月下旬から10月上旬並みの所が多くなりそうだ。東京は23℃の予想で、5日連続25℃に届かない見通し。特に夕方以降は空気が一層ヒンヤリしてくるので、体を冷やさないよう服装選びには注意が必要だ。

（気象予報士・佐々木聡美）