祭壇(さいだん)

「祭壇」(さいだん)とは、供物などを捧げるための壇(台)や神殿などを指している。日本だと仏壇や神棚などが一般的。そこから発展して、推しのグッズを大量に用意し、壇を組んで祭壇を模したものを指している。

意味

「祭壇」(さいだん)とは、元々は神事や仏事など、宗教によって形状は異なるもの、供物などを捧げるための壇(台)や神殿などを指している。日本だと仏壇や神棚などが一般的。

そこから発展して、推しのグッズを大量に用意し、壇を組んで祭壇を模したものを指している。

「祭壇」と「痛バ」の違いは?

全て同じグッズで揃える場合、キャラクター縛りで様々なグッズを揃える場合など形式は様々。

推しの誕生日など、お祝い事に作られることが多い。

自分の好きなキャラクターの缶バッジやキーホルダー、ラバーストラップ、ぬいぐるみなどのグッズを、トートバッグやリュックに大量につける「痛バ」と似ているが、自宅でひっそりでくる分オタクであることをオープンにしていない人も参加しやすい儀式となる。

使用されるグッズに決まりはないので「痛バ」につけている「ぬい」を外して「祭壇」に置くことも可能だが、持ち歩きに適さない大型のグッズや、CD、DVD、BDなどを並べることも。

本人不在のお誕生会とは?

キャラグッズを飾った部屋の一角を普段から「祭壇」にしている人もいるが、作品の発売日や周年記念日、またはキャラクターの誕生日など特別な日にグッズを飾り祭壇をしつらえる場合も。

キャラクターの誕生日の場合は、「○○くんおたんじょうびおめでとう」と書かれたメッセージプレートの乗ったホールケーキが祭壇に加わる。

2次元、2.5次元(もしくは3次元のアイドルなど)に対し行われるため、本人は不在のまま誕生日を祝われることがほとんどだが、「祭壇」の写真をSNSにアップし「#○○生誕祭」などのハッシュタグでファン同士の交流が図られることが多い。

痛バ(いたば)とは?(意味)~用語集|numan

痛バ(いたば)とは、“痛いバッグ”の略称。車全体にマンガやアニメ・ゲームなどのキャラクターのイラストをあしらい、 装飾した車を痛い車、通称"痛車(いたしゃ)"と呼ぶが、 そのベースがバッグになったもの。

ぬい(ぬい)とは?(意味)~用語集|numan

「ぬい」(ぬい)とは、ぬいぐるみのこと。ぬいぐるみを、ぬい、と短く短縮している表現。旅行先にぬいと一緒に出掛ける「ぬい旅」や、ぬいと一緒に絶景を撮影する「ぬい撮り」なども人気がある。

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