巨人・原監督の打線改造ズバリ! スタメン起用の中島が初回2ラン

いきなり期待に応えた巨人・中島

原采配がいきなりハマった。5日の阪神戦(甲子園)で、2連敗中の巨人は打線を改造。丸を6番に下げて1番に松原、さらに不調の中田をベンチスタートにして、5番に中島を据える打線を組んだ。

初回、虎先発・秋山から松原が四球で出塁。坂本の左前打で三塁へ進んだ。二塁を狙った坂本が憤死するも、一死三塁から吉川が先制の適時右前打。さらに二死二塁で中島が左翼スタンドへ〝打った瞬間〟の5号2ランを放った。

ベンチで中島を「わっしょいポーズ」で出迎えた原監督は満面の笑み。中田にスタメンを奪われ中島にとっては8月28日中日戦(バンテリン)以来、7試合ぶりの先発。それでも代打として調子を維持し続け、存在感を示してきた。3連敗は阻止したい巨人が、初回に3得点と先制パンチを決めた。

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