巨人・原辰徳監督(63)が31日、久しぶりに快音を響かせた中田翔内野手(32)に賛辞を送った。
中田はこの日のヤクルト戦(岐阜)に「5番・一塁」でスタメン出場して4打数2安打。日本ハムからトレードで電撃加入してから初のマルチ安打となり、7回の先頭で左中間二塁打を放って代走を送られた。また、4回無死満塁のチャンスでは、松原の左翼への飛球で三塁からタッチアップ。本塁を目指して激走し、最後はヘッドスライディングで得点に結びつけた。
打って走って気迫をみなぎらせた中田に、原監督は「気持ちの出ている人だから。走塁も含めてね。いいと思いますね」。打棒復活への呼び水となるか。